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【体験談】iPhoneをPayPayポイントで購入する方法【Apple Storeオンライン】

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PayPayポイントでiPhoneを購入 今回、iPhone17を購入するにあたって、支払い方法で試してみたいことがあった。それは、 PayPayポイントで、iPhoneを購入できないか? ということである。 PayPayポイントの残額がそこそこ貯まっていたので、購入資金の足しにしたいと考えたのだ。 最初は、PayPayポイントでiPhoneを購入する方法が簡単に見つかるのではないか、と考えていた。ところが実際に調べてみると、想像していたよりも 選択肢がないことがわかった 。しかも直接購入できるわけではなく、ポイントでカードを購入してストアにチャージ、などと一手間かかるもので、慣れない私には「?」という印象であった。 現在、iPhone17の価格はApple公式のオンラインストアで129.800円である。私にとっては高額の買い物である。カードを129.800円分購入するのも敷居が高く感じられるし、手順の途中で訳が分からなくなって失敗することは避けたい。 したがって、今回紹介する方法以外にも「簡単」「お得になる」方法が存在するかもしれないが 「今のところ、これが一番スムーズそう」 という方法を選択し試してみることにした。 結果、 無事にPayPayポイントを利用してiPhone17を購入することができた ので、紹介してみたい。 今回の情報は 2025年11月 の内容 である。実際に利用する場合は、公式サイトの 最新情報を確認し自己責任で実行 していただきたい。 さて前置きが長くなったが、手順そのものは簡単である。購入先は、アップル公式のオンラインストアを利用した。 1) PayPay「残高カード」を設定する PayPay残高カードの詳細は、以下のリンクを参照 https://paypay.ne.jp/guide/balance-card/ 2)PayPayポイントと現金で、購入予定のiPhoneの金額をチャージ 私の場合、PayPayポイントだけでは購入金額を全額賄うことができなかったので、不足分は現金でPayPayにチャージした。 3)アップルオンラインストアに「PayPay 残高カード」を登録  通常のクレジットカード同様の手順で、アップル オンラインストアに「PayPay残高カード」を登録する。 4)iphone 購入 ...

【iPhone SE2からiPhone17へ】7台目のiPhoneに機種変更して感じたこと

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【iPhone SE2から17へ】7台目のiPhoneに機種変更して感じたこと 5年間使用した、iPhoneSE2からiPhone17へと機種変更。私にとって、これが7台目のiPhoneです。そして 今まで購入したiPhoneの中で、最も高額 (iPhone17は、アップルオンラインストアで129.800円で購入)となりました。カバーや保護フィルムなどを入れると13万円越えのものを毎日ポケットに突っ込んで持ち歩くのは、なかなか勇気(?)が必要です。 うっかり落としてしまわないか、時折ポケットに手を突っ込んでこまめに存在を確認しています。 さて、そんなiPhone17なのですが、スペックなどに疎い私でも、 しっかり進化を感じます 。さくさく動くし、表示も鮮明。なによりもカメラの性能がすごい。ぎりぎりまで接写してもしっかりピントが合います。さらに「クリーンアップ」を使えば、横に写っている人や物をワンタップで消すこともできます。すごい。 と、同時に、新しいiPhoneを手にしても若い頃のように心が躍ることもなく「ああ、これでバッテリー残量を気にしなくてもいいな」などと、安堵感の方を強く感じている自分に気がつきます。これが、年齢を重ねるということなのでしょうか。 歳を重ねると、驚きは減るものなのか? 年齢を重ねると、 驚きや感動といった心の動きが減ってしまう。これはどうやら「馴化」 という言葉で説明できそうです。「馴化」とは「同じ刺激が繰り返し入力されると、脳はその刺激を『安全で予測可能』と判断し反応を徐々に抑制していく」プロセスのこと。つまり、 iPhone17の進化も「想定内」という思い込みと共に処理され、脳は「驚くためのエネルギー」を使わない ようにしたと。 なるほど。 確かにそうかもしれない。iPhone 17を手に取った時 「予測可能な範囲だったと思い込む = 脳のエネルギーを節約」 していたのかもしれない。そして何よりも、129.800円を支払った、という庶民レベルでの 金銭的な喪失感 により「確かにすごいけれど、でももう少し新しい何かが!」と求めてしまっていたのかもしれない。いや実は、 こちらが大きいのかもしれません。年齢を重ねてくると、失うものに対する寂しさが増してくるような気がします。出会いの数よりも、失う方が増えていきます。なんだか切ない...

【機種変更】iPhoneSE2から、iPhone17へ【データ移行とeSIM変更の体験談】

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先日、 iPhone SE2 からiPhone17 に機種変更 した。実に5年ぶりの機種変更である。 久しぶりのiPhone購入と機種変更ということで、データ移行やeSIM変更などで戸惑った部分があった。今回は、事前準備と手順などをまとめてみたいと思います。 【状況】 ・ iPhone SE2 iOS18.7.2 から → iPhone iOS 26.1  へ機種変更 ・キャリア Y!mobile ・アップルオンラインストアで購入 ・事前準備 とくになし。写真と、 使用頻度が低いアプリを削除。 ・移行方法 「クイックスタート」iPhoneSE2 から データ転送 1)クイックスタートについて(iOS18 → iOS26) まず最初に気になっていたのは、 iOSのバージョンが異なること 。SE2は( iOS18.7.2) だったため、事前にiOS26へアップデートしておくべきか迷った。 しかし、SE2は古い機種のため、iOS26にアップデートすることによって不具合が生じるかもしれないと躊躇していた。ネットで検索したところ 「iOS18 →  iOS 26.1なら、そのままでも大丈夫」 という情報を目にしたので(どこで目にしたかは忘れてしまった)おそらく大丈夫だろうと思い込むことにして、iOSはアップデートせず移行することにした。 実際に行ってみると、 特に問題も不具合もなくスムーズに移行が完了 した。 データの転送方法は、iCloudからではなく、 SE2からiPhone17に転送する方法 を選択した。あくまでも私の環境ではあるが、iOS18.7.2 → iOS26.1 へクイックスタートで転送することができたことを記しておく。 参考【クイックスタートを使って新しい iPhone や iPad にデータを転送する】 https://support.apple.com/ja-jp/HT210216 2)物理SIMから、eSIMへ切り替え iPhone 17では物理SIMが廃止になりeSIMのみとなった。事前準備として、 SE2の物理SIMをeSIMに切り替えておくべきか?  と考えていたのだが、こちらも iPhoneSE2は物理SIMのままでOK 。機種変更の際にiPhone17からeSIMに移行することができる...

【大阪・関西万博の体験記】50代の私の場合(expo2025)

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大阪・関西万博(expo2025) について個人的な記憶を残しておこうと思う。今回のエッセイの目的は「万博の周辺の出来事」および「個人的な忘備録」である。 ■ 万博に、行く気はなかった。の、だが。 大阪・関西万博(expo2025)へは、行く気がなかった。 正確に書くと、興味はあるが移動時間や費用、そして混雑を考えると「行かなくてもいいか」と考えていた。仙台空港から苦手な飛行機に乗って関西国際空港へ。そこから電車を乗り換え、会場で長蛇の列に並ぶ。想像しただけで、ズシリと腰が重くなる。 「年齢を重ねると、人混みが苦手になる」と、どこかで目にしたことがあるが、確かにそうだと思う。20代の頃から「並ぶくらいなら、別のものを選ぶ」と主張してきたが、40代後半からその傾向はますます強くなり、パーソナルスペースも広くなってきた。つまり人が多いことが苦痛になりつつある。そんなわけで混雑が予想される万博行きは、検討することすらなかった。 しかし人間は矛盾を抱えた存在であり、人生は一瞬で変化する。 妻が「万博へいこう」と口にした。もちろん「絶対嫌だ!」と主張することもできる。しかし遺恨というやつは、その後しばらく続く。「あの時、ほんとうは行きたかった」と数年後に言われるほど、切ないことはない。友人・知人ならば、交流が途絶えることも珍しくないが、家族となると別だ。身近な相手ほど、丁寧に考えた方がいい。体験から学んだ処世術のひとつだ。 それに、そう。それに、妻の一言から「おそらくこれが私にとって、 最初で最後の万博になるだろう。 つまりこれが万博へ参加する『最後のチャンス』なのだ」という気持ちが生まれてしまったのだ。 人間は矛盾に満ちた存在であって、ささいなきっかけで思考の舵取りが大きく変化してしまう。気がつくと「1日だと何も出来ずに終わる可能性があるから、2日間行こう」と提案している自分がいた。つまり「最後」という言葉には、50代の人間を動かす充分な力が眠っている。 ■ チケット代について 万博のチケット代についても、記録しておこう。基本は3種類。 1)一日券(基本はこれ) 大人7.500円 2)平日券(平日のみ入場できる) 大人 6.000円 3)夜間券(17時以降に入場できる) 大人 3.700円 今回私たちは「一日券」と「夜間券」を一枚ずつ入手し...

【万博 EXPO 70】古本屋で見つけた「1970年万博ガイドブック」を読む【昭和レトロ】

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旅先の古本屋で、1970年日本万国博覧会(EXPO 70)の公式ガイドブックを見つけた。今までの私であれば、おそらく手に取らなかったと思う。旅先ではあまり荷物を増やしたくないし、自宅のスペースが限られているので、なるべく本を増やさないように心がけているからだ。 しかし今回は、今年(expo2025)の大阪・関西万博の余韻もあり、思わず手に取ってしまった。保存状態がよかったこと、当時の会場案内図など、当時の資料がセットになっていたのも決めてとなった。 ホテルに戻り、膝の上でガイドブックを開いてみる。1970年当時のレトロなデザイン(当時は、最先端の未来を感じさせるデザインだったのだろう)が郷愁を誘う。祖父母の家に、このようなデザインの雑誌があったことを思い出す。昭和の雰囲気が、そこかしこに詰め込まれている。 ガイドブックをめくっていくと、所々にスタンプが押してあるのが目にとまった。前の持ち主が、現地で訪れたパビリオンのスタンプを押したのだろう。手書きのサインが添えられているのもあり、パビリオンのガイドからサインをもらったのではないか、と予想する。 最後のページには、宿泊予定と思われるホテル名と電話番号が書き込まれてあった。このガイドブックを眺めながら旅行の準備をして、日程を確認して、そして現地を回ったのだろう。そんなことを考えると、この方の人生にほんの少しだけ触れることができたような気がして楽しくなる。これが「エモい」という感情なのだろうか。使い方が間違ってるかもしれないが、つまりそういうことである。 以前、何かの記事にも書いたと思うが、購入した本の中に所有者の気配を見つけることが、古本を手に入れる楽しさの1つだと、私は考えている。今回は、その楽しさを存分に楽しむことができたのだった。 ちなみに、価格は300円と表記されていた。現在の貨幣価値にすると、1000円から1300円程度になるらしい。もしも次回の万博が50年後に日本で開催されるとしたならば、どのくらいの価格で販売されるのだろう。「紙の本」は制作されるのだろうか。どちらにしても、その時私はすでにこの世にはいないと思うので、検証は次の世代のみなさんに託したいと思う。 【参考】 大阪万博 公式ページ 【関連】 【大阪万博】当日予約のみで、大阪万博に挑戦してみた。 【大阪・関西万博の体験記】50代の私の場合(expo...

【Youtube 佐藤ゼミ】川端康成「反橋」を読む【文学解説】

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今回の【佐藤ゼミ】では、川端康成の「住吉三部作」のひとつ『反橋』を紹介します。 ☺ このブログの「目次」へ ☝筆者: 佐藤隆弘のプロフィール   ✍︎: 佐藤への仕事の依頼&問い合わせ   ✏: つまり、佐藤の本棚(更新終了)   ☑: ブログのTOPへもどる 佐藤ゼミでは、 文学作品を通して「考えるヒント」 を提供していきます。夏目漱石・芥川龍之介・太宰治・宮沢賢治など、日本を代表する文豪の作品から海外文学まで、私(佐藤)が読んできた作品を取り上げて解説します。チャンネル登録(無料)&高評価で応援お願いします。 ☈ 佐藤のYoutubeチャンネル「オンライン文学講座 佐藤ゼミ

【大阪万博】当日予約のみで、大阪万博に挑戦してみた。【体験談】

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9月の下旬に、大阪万博に行ってきました。前日までの事前予約は、全滅状態。まったくの予約なしでの参加でした。 結果、どのような状況になったのか。これから 初めて参加する方のために 、体験談を記してみたいと思います。 今回は、2日連続での参加(初日が夜間券、2日目が1日券)でした。 数ヶ月前に大阪万博に参加した人から「午後の17時を過ぎれば、やや会場が空いてくる」と聞いていたのですが、私たちが参加した9月の下旬は17時を過ぎても混雑しており、何をするにも(トイレはもちろん、グッズを購入するにも) 長蛇の列に並ばなければいけない状況でした。 いや、すでに入場規制がかかっていて、 並ぶことさえできないパビリオンも 少なくありませんでした。 そんな中、 事前予約で全滅してしまった私たちとしては、 当日予約に頼るしかなかった のですが、 会場の全体像もわからず、混乱しながら人の波に揉まれていたという状況が続きました。それでも、事前に調べておいた「当日の予約開放時間」に合わせてアクセスを試みたのですが、 操作の途中にエラーになったり、予約可能と表示されても結局最後ではねられてダメ 、といった状況が続きました。 このままでは「せっかくチケットを購入し(一日券は7.500円。夜間券は3.700円)飛行機に乗ってやってきたのに、スマホを眺めたままで万博が終わってしまう」と何とも切ない状況に終わってしまいそうだったのですが、最後の最後にチャンスが残っていました。 両日とも、 午後の18時を過ぎた段階 で、 一件ずつ「シグネチャーパビリオン」の予約をすることができたのです。(初日が「いのちの未来」2日目が「null2」) 特に、テクニックなどもなく、列に並んでいる時や休憩している時などに、予約のページを定期的にリロードして確認していた結果、予約を取ることができたのが実際のところです。 運が良かったとしか、表現のしようがありません 。 2日間とも18時過ぎまでに予約が取れなかったので、このまま終わるのかな、と思っていたので嬉しいというよりは、ほっとしたというのが実際のところです。飛行機に乗って宿をとって万博に参加して、手ぶらで帰らずに済んだ、といった感じです。 2日間とも18時過ぎまでに予約が取れなかったので、このまま終わるのかな、と思っていたので嬉しいというよりは、ほっとしたというのが実際...

【八木山動物公園】ホッキョクグマの双子に会いに行こう【宮城県仙台市】

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八木山動物公園へ、ホッキョクグマの双子に会いに行こう 令和6年12月に、八木山動物公園でホッキョクグマの双子が生まれた。 双子は順調に成長し 6月から一般公開されることになった。双子の名前は「うみ(オス)」と「そら(メス)」と、いうような事はニュースで目にしていた。 確かに可愛らしいし、興味はあるのだが、なんとなく先延ばしにしているうちに9月になった。「動物の子供の成長は早いから、そろそろ見に行かなければならない」と妻の主張により、確かにそれはそうだな、では行ってみるか、と出かけることにした。 ホッキョクグマの双子は、想像していたよりも大きくなっていた。それでも十分に子供らしい印象は残っていて、水に入って泳いだり2頭で遊んでいる様子を眺めていると、自然と笑顔になってくる。そして、そんなふうにして遊んでいる子供の様子を、少し離れたところから見守っている母親の姿も微笑ましい。 双子は何度か窓際にやってきた。手を窓に当ててこちらを覗き込むような仕草をする。妻は淡いイエローのブラウスを着ていたので、その色に興味を持ったのかもしれない。そこから何が見えて、どんなことを考えているのだろう、と頭の中を覗き込んでみたい。もしかすると、冷静に人間のことを観察してるのかもしれない。 双子の公開時間(時期)について 双子の公開時間は午前9時から11時半までとなっていた(2025年9月現在)。 私たちが動物公園に到着したのは午前10時ごろだった。その段階では自由観覧で、時間制限もなく観覧することができたのだが、15分ほど過ぎた段階で混雑が始まり、そこからは時間制限(入場制限による入れ替え)ありの観覧となった。 私たちは、もう一度列に並び直して2回観覧したのだが、待ち時間は15分程度でそこまで混雑することもなく充分に楽しむことができた。公開されている情報によると「平成7年11月6日から 11月下旬頃まで、大放飼場への馴らしを行うため公開を一時休止する」とのこと。 興味がある方は、時間帯と日程を確認して、遊びに行ってみてはいかがでしょうか。 (参考) ホッキョクグマ展示休止のおしらせ ビジターセンターのすすめ 八木山動物公園の西門側に、ビジターセンターがある。ここでは、双子が生まれた瞬間から成長していく過程の記録映像を見ることができる。 ホッキョクグマが、子供を産んで育てるということ。そしてそ...

【忘備録】腕時計(Knot)の電池を交換する(4回目)

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前回電池の交換をしたのが、2023年1月 である。だいたい2年6ヶ月くらいが交換のサイクルなので「そろそろ電池が切れるかな」と思い様子をみていた。そしてほぼ予想通りのタイミングで、針が止まった。ので、さっそく電池交換をすることにした。 この時計を購入したのが2015年だから、10年以上の付き合いとなる。落ち着いたデザインなので、フォーマルな場などで使うことが多い。腕時計の寿命は10年が目安、という記事を読んだことがあるので、見た目は綺麗だが中身は結構くたびれているのかもしれない。やれやれ、オレたちもだいぶ時間を刻んできたよ、と部品達が話しているかもしれない。 腕時計同様、持ち主の私も年齢を重ねてきた。怪我をしたり身体にダメージがあると回復するまでに時間がかかるようになってきたけれど、一緒に過ごせる間はがんばってもらいたいと思っている。4回目の電池交換をした、という忘備録として書き留めておく。 関連  ・ Knotの腕時計を購入する ・ knotの電池を交換する(2回目) ・ knotの電池を交換する(3回目) ・ チープシチズン(チプシチ)購入 ☺ このブログの「目次」へ ☝筆者: 佐藤隆弘のプロフィール   ✍︎: 佐藤への仕事の依頼&問い合わせ   ☑: ブログのTOPへもどる 佐藤ゼミでは、 文学作品を通して「考えるヒント」 を提供していきます。夏目漱石・芥川龍之介・太宰治・宮沢賢治など、日本を代表する文豪の作品から海外文学まで、私(佐藤)が読んできた作品を取り上げて解説します。ぜひご視聴ください。そして何か気になる作品がありましたら、チャンネル登録(無料)&高評価で応援お願いします。 ☈ 佐藤のYoutubeチャンネル「オンライン文学講座 佐藤ゼミ」

【川渡温泉】旅館ゆさ で夏休み (宮城県)

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川渡温泉「旅館ゆさ」 川渡温泉「旅館ゆさ」へ一泊してきた。お盆休み直前「温泉へ行きたい。今からでも予約がとれるところはないだろうか?」と探したところ、こちらが見つかった。 川渡温泉 へは、仙台市から電車を乗り継いで、片道2時間というところ。今回は一泊の予定なので、このくらいの移動距離がちょうどいい。さっそく予約することにしたのだった。 お盆休み期間ということで「車内が混雑しているかもしれない」と覚悟していたのだが、車内は閑散としていた。東北本線こそ一通り席が埋まっていたが、陸羽東線に乗り換えると一両あたり10人程度しか乗客がいなかった。窓からは夏真っ盛りの陽射しが差し込み、その奥には青い空と白い雲、そして黄金色の田園風景が広がる。心地良い振動を背中に感じながら電車で移動していると、もうすでに「今回は、ここにしてよかった」と感じている自分に気が付く。 仙台駅から、電車で移動 今回、川渡温泉へは、東北本線→陸羽東線のルートで移動する。移動距離からすると、もう少し早く到着するような印象を受けるのだが、途中、小牛田駅と古川駅それぞれで15分ほど停車するので、合計で約2時間の移動となるのだった。急ぎの場合は古川まで東北新幹線を利用すると30分ほど早く移動できるようだ。しかし在来線の車窓からは、地方の落ち着いた風景を楽しめるので個人的にはこちらをおすすめしたい。 そんな風に旅情を楽しんでいるうちに「川渡温泉駅」へ到着した。ここは無人駅なので、Suicaなどを使用することができない。前回の「 瀬見温泉の旅 」では、どうすればよいかわからずに慌ててしまったが、今回は前回の教訓を活かし事前に確認しておいた。結論から書いておくと、後車時に運転手さんに「乗車証明書」を発行してもらい、次に無人駅でないところで降りた際に精算すれば良いのだった。 前回は「本当にこれで大丈夫なのか?」と、ひやひやしながら一晩過ごしたのだが今回は慣れたものだ。何事も経験することが大切だ。ちなみに、乗車時は、駅舎に「乗車駅証明書」の発券機があるので忘れずに取っておこう。 神様トンボのお出迎え 今回は事前に連絡をして、駅からの送迎をお願いしていた。川渡温泉駅から旅館までは、徒歩10分といったところ。普段の私たちであれば、このくらいの距離は徒歩で移動するのだが、30度を越える炎天下を歩くのは厳しいだろう、と送迎をお願い...

【北海道旅(2回目)】積丹半島で、しゃこたんブルーを心に刻む

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目指すは【積丹ブルー】 今となっては、どこで積丹半島のことを知ったのか覚えていない。旅行関係の雑誌だったのか、どこかでもらったパンフレットだったのか。もはや覚えていないのだが、そこに掲載されていた青い海(積丹ブルーと呼ぶらしい)が本当に美しかった。 【積丹半島 = 一度は行ってみたい場所】 という印象が私の中に存在していた。 1回目の北海道旅 では、こちらまで足を伸ばす時間がなかったのだが、また北海道に来るチャンスがあるのならば行ってみたい場所。しかし、なかなか気軽に行ける場所が積丹半島に抱いていたイメージだった。ところが1回目の北海道旅から、わずか数ヶ月後に北海道を旅することになるとは、人生というのは予想外の連続である。しかし、行ける時に行かないと、次は何年後になるかわからない。目指すは「積丹ブルー」いそいそと準備をして飛行機に乗ったのだった。 レンタカーで札幌を出発 前日宿泊した札幌のホテルをチェックアウトし、 レンタカー を借りる。本日から3日間、この車が私たちの相棒となる。手続きを済ませ、まずナビにセットしたのは 神威岬 である。「神威」という言葉の響きが「北海道を旅している」気分になる。積丹半島では岬の灯台まで歩く予定なので天気が重要なのだが、今のところ午後の早い時間までは晴れの時間が続きそうだ。左右確認、さて出発だ。 札幌市内から積丹半島までは、有料道路を使用して約100キロというところ。小樽周辺までは若干車の量もあったが、そこから先は対向車も少なく順調に走行することができた。ナビの案内に従って、駐車場に車をとめる。すでに観光バスが数台駐車していて、周囲には私たちと同じ観光客らしい人たちで賑わっていた。風が強い。車のドアを開けると、風でドアが開いてしまう。荷物を車の中に置き、身軽になってから出発する。 女人禁制の門で、記念撮影 資料によると駐車場から先端の灯台までは、片道約30分ほどで到達できるそうだ。9月上旬というとまだ暑さが厳しい時期だが、北海道の9月はとても過ごしやすい。夏を過ごすには北海道が最適だと思う。歩いて散策するには、ちょうど良い気候だ。 緩やかな傾斜が続く道を ゆっくりと歩いていくと 「女人禁制の門」 に到着する。神威岬は、明治時代の初期まで女人禁制だった。もちろん、現在では女性の立ち入りも可能だし、私たちのような観光客も足を踏み入れるこ...

【北海道旅(2回目)】青い池、は本当に青いのか?

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出会いは、Macの壁紙だった。 私が初めて、北海道の「白金青い池」を知ったのは今から約15年ほど前のこと。Macの壁紙写真で目にしたのが初めてだった。最初にこの写真を見た時は 「幻想的で別世界のような景色だ。外国にはこのような美しい場所があるのだな。いつか行ってみたいものだ」 と感じたことを覚えている。しかし後日、この場所が日本の「北海道の美瑛町」にあると知った時、日本国内にこんな美しい場所があるのかと驚いたのだった。 一度行ってみたいと思った。しかし、北海道はまだ1度も行ったことがない場所だった。北海道へ行く、というだけでも飛行機に乗って遠い距離を移動しなければいけないのに、この「青い池」は、移動が困難な山奥の秘境にあるだろうから、簡単には行けないだろう。登山の装備をして挑まなければいけない場所なのだろうと、15年前の私はMacのディスプレイを見ながらそう思い込んでいた。 青い池へ、行くことになった。 そんな「青い池」へ行くことになった。 それは2回目の北海道旅行(2024年9月) の事だった。 前日、 富良野のペンションに泊まったのだが、オーナーの話によると「今年の夏も『青い池』は大混雑だった。 車の渋滞がひどくて、数時間待ちは覚悟しなければならない。 入口まで辿り着けずに途中で諦めて帰ってきたお客さんもいた」ということだった。 そんなに混雑するのか、まだ日が昇らない早朝の時間帯に出発したほうが良いのだろうか、と考えていると「ここ最近(9月上旬)はだいぶ混雑が緩和されてきた。確かな事は言えないけれども、そこまで警戒しなくても大丈夫だろう」とのことだった。地元の人が大丈夫というのなら大丈夫だろう。予定通り、翌朝8時にペンションを出発することにした。 翌朝の北海道は、すばらしい天気だった。白樺の木々の間から、燦々と太陽の光が降り注いでいた。昨日は、午後から若干天候が崩れていたので心配していたのだが、今日は天気に恵まれそうだ。太陽の光が不足すると、水のトーンが沈んでしまいそうだから、この天気はありがたい。スタートは好調だな、と レンタカー に荷物を積んで出発する。 天気には恵まれたが、肝心の渋滞の方は・・・と、いうこともなく、こちらも快適そのものだった。この先を曲がったところで渋滞が始まるではないか、とヒヤヒヤしながら移動していたのだが、渋滞に巻き込まれるどころかスイ...

【買い物】ヘインズTシャツは「青ラベル」と決めていた、のだが。【青ラベルから、ゴールドラベルへ】

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ヘインズは「青ラベル」と決めていた、のだが。 以前に「ここからしばらく、 私のTシャツはヘインズの青ラベルである 」という記事を書いた。書いた時は「おそらく5年くらいは青ラベルを着続けるだろう。いや、10年かもしれない」と思っていた。 ところが数ヶ月前のアマゾンセールで「Gold Pack(ゴールドラベル)」がセールになっているのが目にとまった。青ラベルとの差額は、約1000円ほど。学生の頃の私であれば、迷わず青ラベルを買っただろう。コスパ重視である。 しかしふと「ゴールドラベルは、どのような質感なのだろう。プラス1000円すると、どのくらい違いが出るのだろう」と気になってしまった。なによりも「ゴールド」という響きが上級モデルっぽい。私の人生にゴールドな瞬間は存在しなかったが、Tシャツくらいはゴールドにしてみようか。セールにもなっているし買ってみようか、という気になったのだった。 青ラベルと、ゴールドラベルの違いは? 「青ラベル」は「綿+ポリエステル」 「ゴールドラベル」は「綿100%」 つまり、青の方が乾きやすいが、肌触りはゴールドの方が良い、ということになる。そうなってくると、同じ「綿100%」の「赤ラベル」との差が気になるところ。 商品説明によると 「交編と言う2種類の太さの違う糸を組み合わせて作られています。よく見ると、生地には凹凸感が出ていて、汗をかいてもベタツキが少ないのが特徴」とのこと。うむ、つまり生地の違いがコストの違いになっているのだろう。これは試してみるかと、注文することにした。 実際に着用してみる。 数日後、届いたTシャツを試してみる。生地は綿100%なので、やわらかく肌触りがよい。目を近づけてみると、確かに凹凸もあり、個人的に好きな風合いだった。若干、首回りが青ラベルよりも締まっているような印象を受けたが、新品の状態で比較した訳ではないので確実ではない。 そこまで厚みが増した訳ではないので、青ラベルと同様、アンダーウェアとして活躍してもらうことになるだろう。学生のころであれば、このTシャツ一枚でも外に出たかもしれないが、さすがにこの年齢になってくると厳しい。ダルダルの身体が透けて見えてしまう。 この段階で、第一印象としては「確かにゴールドラベルの方が、肌触りもいいし・・・でも、次は青ラベルでもいいかな」と思っていた。そう、この時はそう思ってい...

カシヤマのオーダースーツで、礼服をつくる。【オンワード樫山】

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KASHIYAMAで、フォーマルスーツを仕立てよう 久しぶりに、結婚式に参加することになった。一応、フォーマルスーツを持ってはいるのだが、肩のあたりがきつくなってきたし、パンツの方はギリギリなので新しく購入することにした。 最初は、既製品を購入するつもりだった。ところが、ネットで検索してみるとオーダースーツ(イージーオーダー)が、想像していたよりも手頃な価格で仕立てられることがわかった。実は、この年齢になるまで「オーダー」でスーツを仕立てたことがなかった。そこで「せっかくだから、この機会に」と、試してみることにしたのだった。 ネットで検索した結果、今回は KASHIYAMA で仕立てることにした。理由は、直感である。結局のところ、選択の大半は「好き 嫌い = 直感」で決まると思う。直感で選んだものを、後から理屈で納得しているにすぎない。とくに年齢を重ねてくると、その傾向が強くなってくるように感じている。今回も直感で「なんとなく良さそう」と感じた、KASHIYAMAで仕立てることにした。 店が決まったならば、予約である。飛び込みでも大丈夫なようだったが、予約が推奨されていたので、スマホから申し込むことにする。とくに面倒な手続きもなく、スムーズに予約が完了した。 店舗に到着。まずはオプションの選択から 当日、店に到着し全体の流れの説明を受けたあと、生地、ボタン、ポケット、裏地など、タブレットを使って順番に選択していくことになる。「イージーオーダー =採寸してもらっておわり」だと思っていたのだが、予想していたよりも選択可能な項目があった。今回はフォーマルスーツなので「基本通り」に選択したのだが、普段使いのスーツとなると色々と迷ってしまいそうだ。年齢を重ねると「生地」が重要なポイントになってくるので、生地選びだけでもかなりの時間を費やしてしまうだろう。 一通り項目を選択したあと、採寸に進んでいく。まず最初に、担当の方に採寸していただき、その数値をもとに見本のジャケットとパンツを着用する。そこから細かな部分を確認し調整していく流れだった。私は肩幅が広めなので、その点だけを伝え、あとは担当の方の見立てにおまかせした。「フォーマルでなければ、この部分をこう少し絞ると格好いいですよね」などと、会話をしながら進んでいき、採寸は終了。 仕上がったスーツは店舗受け取りではなく、自宅に郵送...

50歳になって、考えたこと。【思えば遠く来たもんだ(中原中也 頑是ない歌より)】

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※以下の文章は、私(佐藤)が50代になった時に考えたことを、 note に書いたものです。一部引用して、こちらのブログにも掲載します。 中学生のころ、亡くなった叔母に「私、何歳に見える?」と聞かれたことがあった。叔母は、お洒落で華やかな話し方をする人だったので中学生の私には若々しく見えた。しかし30代では若すぎるような気もするし、50代ではないように思えたので中間をとって「40歳くらいですか?」と答えた。 叔母はカラカラと笑いながら「50歳よ50歳。すごいでしょう?」と言った。その時の私は「そうか叔母さんは50歳なのか。なんだかよくわからないけれど、すごいな」と思っていた。中学生の私にとって「50歳」は、はてしなく遠い未来であり、なかなか「たどり着けない地点」に思えたので、そこに到達できた叔母はすごい。そして同時に「どこか、自分には関係のないこと」などと感じていた気配がある。 つづきを読む (無料で読めます) ☺ このブログの「目次」へ ☝筆者: 佐藤隆弘のプロフィール   ✍︎: 佐藤への仕事の依頼&問い合わせ   ✏: つまり、佐藤の本棚(更新終了)   ☑: ブログのTOPへもどる 佐藤ゼミでは、 文学作品を通して「考えるヒント」 を提供していきます。夏目漱石・芥川龍之介・太宰治・宮沢賢治など、日本を代表する文豪の作品から海外文学まで、私(佐藤)が読んできた作品を取り上げて解説します。チャンネル登録(無料)&高評価で応援お願いします。 ☈ 佐藤のYoutubeチャンネル「オンライン文学講座 佐藤ゼミ

【Youtube 佐藤ゼミ】志賀直哉「小僧の神様」あらすじ解説

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今回の「佐藤ゼミ」では、志賀直哉の短編小説『小僧の神様』のあらすじを解説します。「小僧の神様」は、文豪・志賀直哉が1920年に発表した短編小説ですが、100年後の現代を生きる私たちが読んでも、深く心に響いてくる名作日本文学作品ですね。大人のみなさんにも、おすすめしたい名作日本文学です。 ☺ このブログの「目次」へ ☝筆者: 佐藤隆弘のプロフィール   ✍︎: 佐藤への仕事の依頼&問い合わせ   ✏: つまり、佐藤の本棚(更新終了)   ☑: ブログのTOPへもどる 佐藤ゼミでは、 文学作品を通して「考えるヒント」 を提供していきます。夏目漱石・芥川龍之介・太宰治・宮沢賢治など、日本を代表する文豪の作品から海外文学まで、私(佐藤)が読んできた作品を取り上げて解説します。チャンネル登録(無料)&高評価で応援お願いします。 ☈ 佐藤のYoutubeチャンネル「オンライン文学講座 佐藤ゼミ