投稿

【京都】下鴨神社(賀茂御祖神社)へ参拝する

イメージ
 上賀茂神社から下鴨神社へバスで移動 上賀茂神社からバスに乗り、下鴨神社へと移動する。バスに揺られながら、神社をはしごして参拝するというのは、めったにないことだなと考える。 ふと、長野の 諏訪大社 に参拝した際に、上社本宮と下社秋宮をはしごした時のことを思い出した。その時は本宮で正式参拝をお願いしたのだが、参拝客が私一人だったこともあり、御神酒をいただいたあと、神主さんが声をかけてくださった。しばらく、お話をうかがった。あれはもう二十年ほど前のことになるのか。不思議なもので、あの時の会話は今でも思い出すことができる。神主さんの、やわらかな口調も覚えている。 バスの車窓から外を眺めながら、そんなことを考えているうちに、バスは20分ほどで目的地のバス停に到着した。乗客の多くが一緒にバスを降り、境内へと向かっていく。 下鴨神社に参拝する 下鴨神社は活気に満ちていた。参拝客が多く、あちらこちらで写真を撮っている人の姿が見える。そのまま人の流れに沿って、参拝を待つ列に並ぶ。ご祭神の賀茂建角身命は、古代の京都を拓かれた神さまであり、また八咫烏に化身して神武天皇を道案内したと伝わる神さまで、導きや勝利、物事の始まりを守る神として崇敬されているのだそう。私も、道案内していただけるような、一端の人間になれたらと願う。(参考  下鴨神社について ) 本殿のすぐ前には「言社」が並んでいた。このように本殿の目の前に干支ごとの小さなお社が並ぶ配置は、非常に珍しく下鴨神社の見どころの一つなのだそう。お社が並ぶことで、歴史ある凛とした境内に、自分の干支を探して行き交う参拝客の動きが加わり、独特の雰囲気が漂っていた。私にはこれが心地よい、にぎわいのある空気だと感じられた。私と妻も自分の干支を探し、それぞれ参拝させていただいた。 水みくじに、足りないことを指摘される  参拝後、「御手洗池」へ向かい「水みくじ」をひいた。午後の太陽の光を浴びて、キラキラと光る水面におみくじを浸すと、文字が浮かび上がってくる。透き通った水に浸すことで、いつもよりもご利益があるような気分になる。 ちなみに「水みくじ」の「仕事」のところに「努力なしに向上なし」と出ていた。私が努力不足ということを、見抜かれたのだろうか。向上を願うならば、まずは努力。努力を示さなければ、道案内もしていただけないだろう。当然...

【京都】上賀茂神社(賀茂別雷神社)へ参拝する

イメージ
 【京都旅】上賀茂神社へ参拝する 今回の京都旅で、参拝してみたいと思っていた神社の1つが下鴨神社だった。なぜ下鴨神社かと言うと、夏目漱石の『京に着ける夕』という作品の中に、下鴨神社周辺(糺の森)が登場するからである。いわゆる「聖地巡礼」というやつであり、ぜひ行ったみたいと考えていたのだ。(この内容は →関連動画  【夏目漱石と京都の旅】正岡子規との友情を『京に着ける夕』から読み解く ) そうなってくると、下鴨神社(賀茂御祖神社)と上賀茂神社(賀茂別雷神社)は、あわせて参拝したい。この神社名からも分かる通り、上賀茂神社と下鴨神社、この二つはご祭神が親子なのである。 神話によると、賀茂一族の玉依姫命が川で身を清めていたとき、上流から赤い矢が流れてきた。持ち帰って床に祀っておくと、矢に籠もっていた不思議な力によって御子を授かる。その御子が元服を迎えたとき、祖父の建角身命が「父だと思う神に盃をすすめなさい」と言って盃を渡すと、御子は「私の父は天津神です」と答え、盃を天に向けて投げ、屋根を破って雷鳴とともに昇天した。この御子が賀茂別雷大神で、上賀茂神社のご祭神になったとのこと。(参考  上賀茂神社「御神話」 ) 一方、母神の玉依姫命と祖父の建角身命をお祀りしているのが、下鴨神社(賀茂御祖神社)である。「御祖」は祖先・親の意味だから、社名からも「親の神さまの社」であることを表していることがわかる。ちなみに、毎年5月15日に行われる葵祭は、この両社の例祭(神社で毎年行われる祭祀の中で、最も重要とされるお祭り)だ。同じお祭りで結ばれているというのも、親子である証だろう。 この二つの神社を参拝するにあたり、どちらを先に参拝すれば良いのか迷うところだ。手元の資料で調べてみたのだが、明確な参拝の順番はわからなかった。そこで今回私たちは、移動の関係から、上賀茂神社、下鴨神社の順番で参拝することにした。  バスに乗って移動 御薗橋を渡って上賀茂神社へ 市バスに乗って上賀茂神社を目指す。京都市内のバスの混雑には少々疲れていたのだが、前日宿泊したホテルのスタッフの方に「この路線はそこまで混みませんよ」と言われていたので安心していたのだが、実際には、ということもなく、車内は空いていて、座ったまま移動することができた。 そういえば、大学生の頃に京都へ旅行に来た時(かれこれ三十年...

【福島 3泊4日の旅】伊佐須美神社へ参拝

イメージ
伊佐須美神社へ参拝 前回の記事で最終回の予定であった。書き終えてから読み返してみると、初日に伊佐須美神社へ参拝した部分が抜けてしまっていた。時間軸は逆になるが、追記で初日の伊佐須美神社へ参拝した旅日記を追加しておきたい。 今回の福島3泊4日の旅。初日に会津若松に到着してまず最初に向かうのは伊佐須美神社である。伊佐須美神社は、岩代国一之宮・会津総鎮守であり「わが国最古の歴史書『古事記』に記される「会津」地名発祥の伝承社( 伊佐須美神社 公式サイト より)」である。  会津若松駅から伊佐須美神社へは、バスでの移動となる。Google マップで見ると移動時間は約40分。仙台から高速バスで2時間移動してきた直後なので、さすがに辛いかな、と思っていたのだが、窓の外を流れる見知らぬ街の風景を眺めていると意外とあっという間に感じられた。「高田郵便局前」で下車。私たちが降りると、バスには地元の人と思われる乗客が1名だけ残った。  伊佐須美神社の御祭神は四柱。伊弉諾尊、伊弉冉尊、大毘古命、建沼河別命。いずれも 神社検定の勉強 をした時に登場した神様である。鳥居を見上げつつ「これは明神鳥居かな?」などとわかったふりをする。少しばかり増えた知識を、こうやって現地で復習できるのは楽しい。あとで復習しておこうと思う。 強運御守を、指にかけて参拝 参拝を始める前に、妻が授与所で「強運御守」をいただいていた。こちらを中指にかけて参拝し、大鳥居を出たら指から外して持ち帰るのだそう。一年目は玄関に下げ、二年目以降は肌守りとして持ち歩くとのこと。さっそく、光を受けて静かに輝いている御守を指にかけ、本殿の方へと向かう。 現在、伊佐須美神社は「平成20年10月3日及び29日に発生した不審火により、本殿・幣殿・拝殿・神饌所・神楽殿・橋廊・授与所等を焼失(伊佐須美神社 公式サイトより)」したため、仮社殿での参拝となっている。私たちが参拝したのは平日の午後だったが、参拝客が途切れることなく続いていき、この神社が多くの方から信仰されてきたのだということがうかがえる。私たちも参拝させていただき、境内を散策してから鳥居をくぐり「強運御守」を指から外した。 鯉をみて、動物園を思い出す  神社の境内には池があり、たくさんの鯉が泳いでいた。売店で鯉の餌を販売していたので、購入する...

【福島 3泊4日の旅(最終日)】会津若松・七日町通り散策 福西本店とみそ田楽「満田屋」で締めくくる

イメージ
七日町通りを散策する レンタカーを返却してから電車に乗り、次は七日町通りに向かう。実は、今回の旅の初日は七日町通りのホテルに宿泊した。その時周辺を散策したのだが、夕方近い時間帯ということもあり、すでに閉店準備をしている店も多く、あまり観光ができなかったので、最終日に改めて来ることにしたのだ。 会津若松駅から電車に乗って一駅移動、七日町駅で下車。レトロな外観の駅(ここは無人駅だった)から散策をスタートする。七日町通りは「明治時代以降も重要な通りとして繁栄を極め、昭和30年代頃までは、会津一の繁華街としてにぎわっていました。その後、一度衰退したこの通りは現在大正浪漫を感じられる通りとして甦り、観光客に人気の通りとなっています。( 会津若松観光ナビ より)」とのこと。当時の面影を残した雰囲気の建物が続いていくので、そのような景色が好きな方は歩くだけでも楽しいと思う。 途中、修学旅行と思われる小学生のグループとすれ違った。それぞれがパンフレットやメモ帳のようなものを持ち、小走り気味に移動していく。「最後の人、ドア閉めろよ!」「あっ、〇〇だ!おーい」などと、道のこちらとあちらで声をかけているのが目に止まる。 【思い出】小学生の時は「学級委員」だった ふと、自分が小学生の時の修学旅行を思い出した。その時私は学級委員長をやっていたので、集合時などみんなの前に立ち、大きな声を出すことが多かった。初日の夜、ホテルで「反省会」をした時のことだった。昼にずっと大きな声を出していたせいか、声がすっかり枯れてしまっていた。ガラガラ声で何とか話そうとしていると、私の様子を見た担任の先生が「お前たち、委員長がなんで声が枯れてるかわかるか。お前たちがすぐに集まって並ばないから、何度も大きな声を出さなければいけなかったんだ。反省しろ!」と説教を始めた。 私は、気まずい気分でみんなの前に立ち続けていた。声が枯れるという体験も初めてだったので、ただただ恥ずかしいと思っていた。先生が班長を指名して、どうすればもっとスムーズに集合できるか、などと意見を述べさせた。みんなは気を使って「明日は委員長に大きな声を出させなくてもいいように、すぐに並びたいと思います」などと言ってくれた。 翌日から、みんなの前に立って声を出そうとすると「委員長は声を出さなくていいよ、ここは俺が」と副委員長が代わりに...

【福島 3泊4日の旅(5)】レンタカーで「磐梯山ゴールドライン」へ 磐梯山温泉ホテル by 星野リゾートへ宿泊

イメージ
会津若松から、磐梯山ゴールドラインへ 会津若松市から 磐梯山ゴールドライン を目指して走って行く。天気は上々、空も青空。道の駅までほとんどすれ違う車もなく、淡々としたペースで走行することができた。20分ほどで「 道の駅ばんだい 」へ到着。そばソフトクリームと磐梯山ころっけパンを買う。この道の駅からは磐梯山がきれいに見える。 磐梯山に登ったのは、もうかれこれ17年ほど前の話になる。深夜に家を出て高速道路で移動。頂上まで登った後、下山後に温泉に入って、夕方には家に到着。あの頃は日帰りでよく山に登った。今はそこまで体力はない。若いということは体力があるということ、つまりそれだけ可能性があるということなのだと思う。青空をバックに悠々と裾野を広げる磐梯山を見ながら、あそこの頂上に登ったんだよなあと考える。 ここからは磐梯山ゴールドラインに入っていく。前回、磐梯山ゴールドラインを走ったのは、16年ほど前になる。それなりに道を覚えているかなと思ったのだが、案の定すっかり忘れていた。おかげで新鮮な気分で走行することができた。 まぼろしの滝で、森林浴をする  山湖台で停車し風景を眺める。ここからは磐梯山と猪苗代湖がよく見える。晴れてよかった、と思う。写真を撮ってから移動を再開。ここからは妻に運転を交代する。「まぼろしの滝」に到着。ここでは車を駐車して、滝まで散策することにする。 山に入った途端、妻がスイスイと先に歩いて行ってしまう。写真を撮ろうとスマホを構えていると、あっという間に姿が小さくなっていく。追いついてから「ずいぶん歩くのが早いね」と聞いてみると、ここに来てからひょいひょい元気に歩ける、と言っていた。どうやら大自然のエネルギーを吸収したようである。 駐車場から5〜6分ほどで滝に到着。目の前に滝が姿を表す。深呼吸をすると、透明な山の水を含んだ新鮮な空気が肺の中に染み込んでくる。滝の上部にある岩が「ゴリラ」のように見えるね、と話をする。「ゴリラが水浴びする滝」という名称もありなのでは、と考えるが「まぼろしの滝」の方が神秘性があるよな、と提案を却下する。磐梯山ゴールドラインは何度か走行したことがあったけれど、ここにきたのは今回初めてだった。立ち寄ってよかったと思う。しばらく森林浴をしてから滝を後にした。 周囲には、私たちの他に誰もいなかったので、ここで熊に遭遇...