投稿

【湯野上温泉】おいしい食事と、朝の散歩(福島への旅 3泊4日)

イメージ
湯野上温泉に宿泊する  塔のへつり 駅から 湯野上温泉駅 へ戻る。 そして今夜はここに宿泊する。当初は別の所へ宿を取る予定だった。ところが予約する直前になって「塔のへつりから戻ってきて、そこから移動するのは時間がかかる。それなら、この 湯野上温泉 に泊まった方が良さそうだ」となり、目に飛び込んできた宿に変更したのだった。個人的な経験則として、予約する直前に目に飛び込んできた宿に変更すると「こちらでよかったね」となることが多い。さて今回はどうだろう?  今回宿泊するのは「 温泉民宿 山形屋 」さんである。 結論から書いてしまうと、山形屋さんに変更してよかった。まず食事がおいしい。塩梅がいい。「こづゆ」も「しんごろう」も楽しめた。ちょうど私たち好みの味付けで、郷土の料理を食べられるのがうれしい。お米も美味しく3杯もおかわりしてしまった。普段の私からすると、かなり食べ過ぎなのだが、胃もたれもしなかったし心地よい満腹感があった。 日本酒の飲み比べセットがあったので、 追加で注文した。私たちは2人とも普段酒を飲む事はほとんどない。旅先で飲み比べセットを見つけた時に試飲する程度である。若い頃は日本酒が苦手だったが、 新潟へ旅行した時に出会った地酒で美味しさに気が付き、こうやって楽しむようになった。今回も3種類の日本酒を飲み比べることができたが、それぞれに個性があって味わいがあり、料理と相まってとても楽しい時間を過ごすことができた。 露天風呂は、貸切で利用(予約制)することができる。 私たちは夕食の後少し遅い時間に利用させてもらった。 当日は曇っていて、残念ながら星空を眺める事はできなかったが、それでも雲の隙間からいくつか星を数えることができた。あそこに星が見えるよ、などと話しながら温泉に浸れるのは貸切露天風呂ならではの醍醐味だ。 朝の散歩で、太陽と山と川に浸る ちなみに、湯野上温泉駅周辺には「大川」が流れていて、そこに架かった「吊り橋」を歩いて通ることができる。私たちが周辺を散歩した時は、平日の朝ということもあり、誰一人としてすれ違うことがなかった。歩いている人の姿さえ見えなかった。 朝の太陽を浴びて、山の風を感じながら川の流れを目で追いかける。自然の中を歩いている、という感覚に浸る。宿から数分歩くだけでちょっとしたハイキング気分を楽しめるので...

【塔のへつり】へ電車で移動。(福島への旅 3泊4日)

イメージ
塔のへつりで、奇岩と対面する 大内宿からバスで湯野上温泉駅へもどる。ここから再び、会津鉄道に揺られて一駅の移動。次の目的地は「塔のへつり」である。緑に囲まれた無人駅に降り立ち、そこからはゆるやかな坂道を歩いて移動する。行きは下り坂だけど、帰りは上りになるから少し疲れそうだな、などと考えながら妻と並んで歩いていくと、数分でお土産屋さんが並ぶ駐車場が見えてきた。ここだな、と気分が少しずつ高揚していく。 塔のへつりの「へつり」とは 下郷町観光協会 のサイトによると、会津地方の方言で「危険な崖」を意味するのだそう。その名の通り、川に沿って塔のように立ち並ぶ奇岩が数百メートルも連なっていく。この独特な景観は、約100万年もの歳月をかけた雨風や川の浸食によって作られたらしい。 ひとつひとつの岩には「屏風岩」「烏帽子岩」「獅子塔岩」といった13もの名前が付けられていて、当時の人々が、ただの岩壁としてではなく、畏敬の念を込めながらこの景色を眺めていたことを想像する。 遠野の「 続石 」 や気仙沼の「 折石 」を見た時も「なぜ、このような造形で?」と人力を越えた神の御業? としか表現できないような景観に驚いたけれど、自然と時間が作り出す凄みに改めて驚嘆する。 私たちが生まれる遥か前から、そして亡くなったずっと先までもこの風景は続いていく。偏狭な私などは日々、自分が生きている間に何か少しでもこの世界に残したい、と足掻いて生活しているわけだけど、そんな短い間で何かできるものか? などと自問自答してしまう。もちろんそれでも足掻き続けるわけですが、なんといいますか、そう、圧倒的なものを目の当たりにすると立ち尽くすしかありませんよね。 虚空蔵菩薩の御堂で、歴史と由緒を実感する 吊り橋を渡り岩を見上げながら上がって行くと、「虚空蔵菩薩」が祀られている御堂に到着する。入口には「高松宮殿下御参拝」と書かれた木札が掲げられていた。ここは皇族の方も訪問する場だったのだ、と歴史と由緒を実感する。虚空蔵菩薩に手を合わせ、その先の開けたところから全体を見渡す。爽快である。  駐車場へもどり、お土産と「山ぶどうジュース」を買った。これを飲みながら、再び湯野上温泉駅へと戻る。塔のへつり駅から、湯野上温泉駅までは一駅なのだが、電車の本数が少ないためタイミングを外すと1時間以上待つことになる。一駅といっても、...

【大内宿】福島への旅 3泊4日(福島)

イメージ
福島への旅【大内宿】へ 今年の少し遅めの夏休みは、福島へ行くことにした。 会津若松から七日町、大内宿そして磐梯山方面へと回る3泊4日の日程だ。現在私は、宮城県仙台市に住んでいる。福島は隣の県なので「近いから、いつでも行ける」と考えているうち、ここ15年ほど訪問することがなかった。 そのようなわけで、今回は本当に久しぶりの福島旅になる。 以前、福島では、磐梯山と安達太良山に登った。五色沼も散策した。桧原湖で釣りもしたし、磐梯山ゴールドラインは何度か往復した。過去に何度も訪問した場所なのだが、今回旅をする会津若松、大内宿方面には1度も行ったことがなかった。特に、大内宿は福島の旅行案内を見るとほぼ確実に掲載されている場所なので、一度行ってみたいと思っていた。 今回は、仙台から会津若松まで高速バスで移動。初日は会津若松に宿泊し、翌日に 大内宿 へ電車とバスを乗り継いで移動。その日は 湯野上温泉 へ宿泊し、最終日はレンタカーを借りて磐梯山方面へ移動し 磐梯山温泉ホテル by 星野リゾート へ宿泊という流れになる。 いつもは時間系列を追って旅日記を書いていくのだが、今回は時系列にこだわらず、所々ピックアップしながら書いてみたいと思う。そのようなわけで、1回目の記事は、2日目に訪問した 大内宿 についてである。 湯野上温泉駅は、茅葺屋根の駅舎である。 会津若松から 電車に揺られて湯野上温泉駅に到着する。 平日の早めの時間と言うこともあり、下車する人たちは私たちを含めて数人しかいない。 電車を降りて改札に向かうと、駅員さんが切符を確認してくれる。そういえば、昔はこうやって駅員さんが手渡しで切符を回収してくれたものだった。最近は自動改札だし、地方の駅に行くと無人駅であることも少なくないので、ある意味「貴重」になってしまった。 湯野上温泉駅では、荷物を預かってもらうことができるので(有料)改札を通してくれた駅員さんに声をかけ、私と妻の2つ荷物を預かってもらう。このようなやりとりも、どこか旅情を誘う。旅をしているのだ、という気分になる。荷物を預け身軽になってから、駅舎の外に出た。   湯野上温泉駅は、藁葺き屋根の駅舎である。wikipediaによると「茅葺き屋根は最寄りの観光スポットである大内宿の街並みになぞらえて第三セクター転換後にふかれたもの。2002年、東北の駅百選に選定」...

飛行機の揺れが苦手な人へ。ここ数年で劇的に進化したAIが守る空の旅

イメージ
飛行機の「揺れ」対策は、こんなに変わった!? 私は「飛行機が苦手」です。初めて乗ったのは小型のプロペラ機。それが、ふわり、ガタガタ、と揺れたことで「気持ち悪い。飛行機は苦手かもしれない」と感じたことが、そもそものきっかけでした。 それから「しかし、慣れれば多少は得意になるかも」と考えていたのですが、むしろ乗れば乗るほど、苦手意識が強まってきた気がします。最近では、飛行機に乗ると決まった1か月前から「ああ、来月は飛行機に乗るのか……」と憂鬱になり、現地に滞在中も「帰りは飛行機に乗るのか……」と、どことなく憂鬱な気分を抱えるようになってしまいました。これでは何のために飛行機に乗るのかわかりません。本末転倒です。 そこでふと 「AIがここ数年で急速に進化したのだから、飛行機のテクノロジーにも反映されているはず」 と思い立ち、AIに質問しながら調べてみることにしました。 結果、想像以上に 「揺れ(乱気流)」への対応は改善・進化している ことがわかりました。今回は、私と同様に「飛行機が苦手」な人に向けて、調べた情報を共有してみたいと思います。 ※今回の内容は、 あくまでも参考資料としてお読みください 。気になった方は、航空会社などの公式情報もご確認いただければと思います。   1.以前と今で、飛行機の「揺れ対策」はどう変わった?  「AIで乱気流対策が進化したと言っても、具体的に何が変わったか?」そう思われるかもしれません。そこで、AIが進化した現在との比較を表にして整理してみました。   項目 以前 現在 乱気流の予測 気象情報や従来の予測技術を利用 AI(深層学習)による乱気流予測を実際の運航に導入 予測精度 ― ANAの日本上空モデルで 86%の正答率 AIが学習するデータ ― 10年以上にわたる数万件のパイロットによる揺れの報告 などを活用 他の飛行機からの情報 情報の取得や共有に時間差があった 飛行中の航空機が計測した乱気流情報を ほぼリアルタイムで共有 運航への活用 気象情報などをもとにパイロットが判断 AIによる予測、他機からの情報、気象情報などを組み合わせて判断   膨大な情報をディープラーニングし、瞬時に分析して、乱気流の発生を...

【銀河鉄道の夜 考察】『もう一つの銀河鉄道の夜』(宮沢賢治を読む)

イメージ
宮沢賢治は『銀河鉄道の夜』を生涯にわたって推敲し続けました。実は私たちが普段読んでいるものとは別に、初期の原稿には 「ブルカニロ博士」 という重要人物が登場していたことをご存知でしょうか?  今回は『もう一つの銀河鉄道の夜』というテーマで、原稿の変遷を辿りながら作品の背景を考察します。銀河鉄道の夜を、別の角度から楽しむヒントにしていただけたら幸い。   【関連】 宮沢賢治をめぐる旅   ☺ このブログの「目次」へ ✂: 「読書」に関する記事一覧 ☝:筆者: 佐藤隆弘のプロフィール   ✍︎: 佐藤への仕事の依頼&問い合わせ   ✏: つまり、佐藤の本棚(更新終了)   ☑: ブログのTOPへもどる 佐藤ゼミでは、 文学作品を通して「考えるヒント」 を提供していきます。夏目漱石・芥川龍之介・太宰治・宮沢賢治など、日本を代表する文豪の作品から海外文学まで、私(佐藤)が読んできた作品を取り上げて解説します。チャンネル登録(無料)&高評価で応援お願いします。 ☈ 佐藤のYoutubeチャンネル「オンライン文学講座 佐藤ゼミ